ハウスメーカーのC値ランキング

※この記事では、C値に関する体験談を紹介します※

私達夫婦は注文住宅の契約寸前だったのですが、C値のことを知って直前でハウスメーカーを変更しました。

小さな子供を連れての、毎週末土日を利用してのハウスメーカーとの打ち合わせはほんと大変でした…。

最初からC値のことを知っていれば、何社のハウスメーカーと打ち合わせをした数か月もの時間を無駄にせずに済んだと痛感しています。

何社も回ってると半年とかあっという間に経っちゃいましたからね。

なのでこの記事ではその経験も踏まえ、なかなか入手しずらい「主なハウスメーカーのC値」をリサーチし、その結果をランキングにしています。

これから家を建てる予定の方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

C値を公表しているハウスメーカーは少数
数か月の時間を無駄にしないためにも
最初に各社のC値を把握した方がいいです。
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そもそも、C値とは?

C値とは、住宅の気密性能を表す数値のこと。 家の大きさ(面積)に対して、どの程度の面積のスキマが存在するのかを表した数値。 小さい数値の方が気密性能が良いことになります。 単位は、[c㎡/㎡]。

一般的に「C値1.0以下」が高気密住宅と言われています。

ちなみに、ドイツの省エネ住宅である「パッシブハウス」の基準はC値「0.2」とされていますが、これをクリアできるハウスメーカーは非常に少数です。

C値は数値が小さいほど気密性能が高いということ。 少なくとも1.0以下は欲しくて、0.5以下だと理想的ですね。

C値の他にも、家づくりで失敗しないための「気密性能の高い家を建てるためのポイント」を後半でお伝えします。

目次

主なハウスメーカーのC値ランキング

ハウスメーカーC値構造・工法
メープルホームズ0.14木造軸組、枠組壁工法
ジブンハウス0.155木造軸組
大共ホーム0.2枠組壁工法(2×4、2×6)
ウェルネストホーム0.2木造軸組み、枠組壁工法(2×4、2×6)
無添加住宅0.26木造軸組、RC
サイエンスホーム0.3木造軸組
土屋ホーム0.38木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6)
フローレンスガーデン0.4枠組壁工法(2×6)
ユニバーサルホーム0.4木造軸組
住友林業0.41マルチバランス構法
フィアスホーム0.43木造軸組
FPの家0.44木造軸組
アエラホーム0.47木造軸組
セルコホーム0.492枠組壁工法(2×4、2×6)
イノスグループ0.5木造軸組
一条工務店0.59木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6)
アイフルホーム0.61木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6)
スウェーデンハウス0.62木造モノボックス構造
桧家住宅0.7木造軸組
ヤマダホームズ1.0木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6)
ヤマト住建1.0木造軸組
アイ工務店1.0木造軸組み工法
インデュアホーム0.2~1.0枠組壁工法(2×4、2×6)
木下工務店0.5〜2.0木造軸組、枠組壁工法(2×4、2×6)
セキスイハイム2.0〜5.0鉄骨系プレハブ、枠組壁工法(2×6)
ミサワホーム2.0〜5.0木造軸組、鉄骨系プレハブ、木質パネル、重量鉄骨、RC

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実はC値を公表しているハウスメーカーは少ない!

「自分が知りたかったハウスメーカーのC値が掲載されていなかった…!」「大手や有名どころの名前が少ない…」と思った方もいるかもしれません。

今回は数値が公表されているハウスメーカーをリサーチしてランキングにしましたが、実は「C値を公表しているハウスメーカー」は、あまり多くないのです。

「どのハウスメーカーも最初からホームページでC値を公表しておいてよ…」と思いますよね?

日本の主なハウスメーカーがC値を公表しないのには、いくつかの理由があります。

ハウスメーカーがC値を公表しなくなった3つの理由

規模の大小を問わず、東証一部に上場しているようなハウスメーカーも、最近はC値を大々的に公表しなくなりました。

その理由は3つあります。

国の基準がなくなった

まず1つ目に、「国の基準がなくなったから」です。

「平成11年省エネ基準」にはC値に関する基準がありましたが、「現場にとっても役所にとってもC値の実測に手間がかかる」ということから現在はなくなっています。

C値の測定は新築が完成した後でなければならず、ハウスメーカーにとって負担の大きい作業なのです。

鉄骨造を売りにする大手ハウスメーカーは不利だから

2つ目に、「鉄骨造は、木造にくらべてすき間ができやすい」からです。

大手ハウスメーカーなどの鉄骨造のハウスメーカーは、「自社に不利なデータは出したくない」という事でしょう。

日本の家づくりにおける下請け・孫請けシステムの存在

3つ目に、日本の家づくりに関する下請けシステムが関係します。

大手ハウスメーカーで契約しても、実際の現場施工は地元の工務店が施工していることが多いため、どうしても施工レベルにバラツキが出ます。

ですから、仮に「弊社のC値はこれくらいです」と公表してしまうと、達成できなかった場合に建築のやり直しを要求されてしまうからです。

気になるハウスメーカーはカタログを請求してC値を調べましょう!

インターネットでは非公表のC値を知りたい会社があれば、各ハウスメーカーに連絡してカタログを取り寄せたり、その後に営業マンからヒアリングするしかありません。

家づくりでは何社もハウスメーカーを比較検討するのが一般的です。

ですが、あまりにも多くのハウスメーカーが存在するため、どのハウスメーカーをどのような基準で選ぶべきかに困惑するもの…

そこでおすすめなのが、最初にカタログを取り寄せてC値を調べ、気密性の高い住宅を作るハウスメーカーに絞るという方法です。

1社1社連絡してカタログを取り寄せるのは非常に大変ですから、下記のタウンライフのように、ハウスメーカーにカタログを一括請求できるサービスを使いましょう。

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カタログにC値の掲載があるハウスメーカーの中から、比較的数値の良いところに絞ることができます。

ちなみに、『タウンライフ』施主の希望を取り入れた間取りプランも無料で描いて貰えるので、注文住宅を考えている方に人気です。

詳しくは下記の公式サイトからご確認ください。

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家づくりは「気密性」と「断熱性」をセットで考えるべき!

家の気密性能が高い(C値が低い)と、下記のようなメリットがあります。

  • 断熱性能が上がる
  • 空調効率が良くなる
  • 光熱費が抑えられ省エネになる
  • 床が冷たくなりにくい
  • 内部結露やカビを抑えられる
  • 花粉などの侵入を防げる
  • 防音性能が上がる

マイホームを建てるなら、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境が理想ですよね。

そこで注目したい数値に、「UA値」というものがあります。

家づくりで失敗しないためには、「C値」だけではなく、「UA値」もセットでチェックすべきです。

UA値とは?

UA値とは、住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を表面積全体で平均した値。小さくなるほど断熱性能が高いと判断される。

UA値は少なくとも0.46以下は欲しくて、できれば0.26以下だと理想的ですね。

ただ、注意点があります。

ハウスメーカーのカタログやパンフレットに掲載されているUA値は、換気で逃げる熱量が考慮されないため、実際の断熱性能とかけ離れている場合があります。

それに加え、UA値は家の間取り設計によって大きく違ってきます。

ですからカタログに載っているUA値はあくまで目安だと言えるのですが、断熱性に自信があるハウスメーカーはほぼ「UA値」の目安を載せています。

カタログを取り寄せてみて、カタログにUA値の目安が掲載されていなければ「そのハウスメーカーは断熱性能に自信なし」と考えて良いでしょう。

営業マン個々では美辞麗句はいくらでも言えますが、会社としての特徴や自信度合いはUA値の掲載の有無でチェックすることができるわけです。

断熱性では競合他社に勝てないと考えているハウスメーカーは、「あえてUA値やC値を掲載していない」ものです。

ぜひ、素敵な家づくりのパートナーを選ぶ際の参考にしてみてください。

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